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試合日程・結果

試合結果
2019年度(令和元年度)関東大学テニスリーグ 男子(第1部)第4戦 対早稲田大学
2019年9月11日(水) @慶大コート

第4戦 (9月11-12日) ×法政大学 3-6 早稲田大学


選手名スコア対戦相手
D1×楠原(4年)・岡垣(3年)
2-6 1-6
島袋・千頭
D2×高清水(2年)・佐野(2年)
4-6 4-6
木元・田中
D3×藤井(4年)・賀川(3年)
3-6 4-6
古賀・安上
S1×岡垣(3年)
7-6(2) 3-6
島袋
S2×鈴木(4年)
4-6 3-6
千頭
S3◯賀川(3年)
6-4 6-4
白石
S4×中川(2年)
0-6 1-6
田中
S5◯藪(4年)
2-6 7-6(2) 6-4
小林
S6◯楠原(4年)
7-5 6-4
藤井

 


◇戦評(「スポーツ法政」記事より)  

<ダブルス>

 D1に登場した楠原悠介(経4)・岡垣光祐(経3)組。第1セットでは、岡垣のネットミスが目立ち、第1ゲームのキープに失敗する。その後も相手の強烈なストロークに押され、なかなかブレイクを奪えない。楠原の芸術的なロブショットなど、好プレーが随所で光ったものの、2-6でこのセットを終えた。
 心機一転臨んだ第2セット第1ゲームでは、幸先よくキープに成功する。ここから波に乗っていきたいところだったが、ダブルフォルトなど自身らのミスが目立ち、苦しい展開に。最後まで相手からブレイクを奪うことができず、ストレート負け。悔しい敗戦となった。

 D3には藤井俊吾(社4)・賀川稜太(社3)組が登場した。相手ペアのサービスゲームから始まったこの試合では、強力なサービスに押され甘く返したレシーブをボレーされるという展開により失点した他、ストロークでもラインオーバーやネットミスが続きなかなかブレイクすることができない。第7ゲームまでなんとかサービスゲームをキープしていたが、第8ゲームでブレイクを許すとゲームカウントは3-5に。なんとか追いつこうと2人は猛攻しデュースまでもつれ込んだが、挽回叶わず。3-6で第1セットを落とした。
 続く第2セットでも相手ペアの力強いプレーに押される。得意のボレーでポイントを決めた場面が何度も見られたものの、終始相手に主導権を握られ4-6で第2セットを落とし、悔しい敗戦となった。

 D2に登場したのは中大戦以来の出場となった佐野有佑(経2)・高清水研人(経2)組。今夏のインカレ王者・田中優之介・木元風哉組と対峙した。第1セット第4ゲーム、高清水の強烈なリターンエースでブレイクを奪いかけるも、相手に粘られブレイクできずそのままセットは続く。試合が動いたのは第9ゲームだった。ダブルフォルトなどのミスが目立ち、初めてブレイクを奪われると、次のゲームも相手にキープされセットを4-6で落としてしまう。後がなくなった第2セット、第2ゲームに相手のミスもあり、この試合初のブレイクを奪うことに成功する。だが、すぐさまブレイクバックをされ試合は進行、随所に競ったプレーを見せるものの、あと一歩及ばない。第7ゲームにもブレイクを許し、4-6でセットを取られ、敗戦を喫した。


<シングルス>

 ダブルスで全敗し、背水の陣で臨んだシングルス。S3の賀川稜太(社3)は、序盤からキレのあるサーブと力強いフォアハンドで相手を翻弄し、危なげなく第1セットをものにする。ところが第2セット、連戦の疲労がたたってかミスが増え、第6ゲームを終えて2-4と劣勢に立たされた。しかし、ここから賀川が真骨頂をみせた。我慢強く粘り、相手のミスを誘うプレーでじわじわと差を詰めていく。潮目が変わったのは第7ゲームだった。ここでブレイクに成功した賀川は息を吹き返し、一気にたたみかける。見事このセットも奪い、ストレート勝ちを決めた。「最近は自分のテニスができている」(賀川)と語るように、慶大戦のシングルs勝利に続き、確かな存在感を示して見せた。

 S6には3カード終えてシングルス全勝中の楠原悠介(経4)が、藤井颯大と対峙。2月に行われた関東学生新進選手権シングルス決勝と同じ顔ぶれとなった。第1セットは互角の戦いが続いた。第3ゲームでは楠原が体勢をやや崩しながら打ったスマッシュがネットにかかるなどミスが目立ち、このゲームをブレイクされる。しかし、次ゲームでは得意のネットプレーで挽回。ブレイクバックする。その後も、ブレイク、ブレイクバックと続いたものの、第12ゲームで15-40から前に詰めて得意のネットプレーを展開する試合運びでブレイクに成功し、楠原が第1セットを取った。
 第2セットも楠原らしいプレーでポイントを重ねた。第6ゲームでは激しい打ち合いになるも、相手のストロークミスなどでブレイク。しかし、次ゲームですぐにブレイクバックされるも、第10ゲームで楠原は果敢に攻めた。ストロークで左右に振り、コート手前に絶妙なドロップショットを放つなどしてブレイク。ストレート勝利でシングルス4勝目をあげた。

 S4には中川舜祐(社2)が出場。相手の強烈なサーブ、フォアハンドの前に自分のテニスをさせてもらえず、まさかの0-6で第1セットを落としてしまう。このまま終わるわけにはいかない第2セット。ここから次第に本来の中川らしいテニスが戻ってくる。簡単に打ち負けなくなり表情が次第に晴れていく。第3ゲームでこの試合初めてサービスゲームをキープすると、大きく拳を握りガッツポーズを決めた。しかし、最後まで完全に流れを呼び込むことはできなかった。以降のゲームも取りきれず、結果はストレート負け。悔しさの残る敗戦となった。

  藪巧光(経4)は小林雅哉と対戦。第1セットではコート全体に振られ、甘く返したところをボレーで決められるなど苦戦を強いられる。長いデュースが続くゲームを勝ち切ることができず、あと一歩のところでブレイクを許し2-6で第1セットを落とした。
 しかし、第2セットから流れが変わった。藪はカットやロブで相手のショットに対し緩く返球し、時に積極的に攻撃を仕掛けるという緩急のついたプレーで得点を重ねる。あえて緩く返球することによって自身のミスを減らし、相手の体力を削った。タイブレークまでもつれ込んだ接戦を制し、ファイナルセットへ突入。疲れからかミスが続く対戦相手に対して、藪は安定したプレーを見せ「大学入学時から今まで一度も勝てなかった」と試合後語った小林にフルセットの末勝利を収めた。

 S2には主将・鈴木保貴(スポ4)が出場。第1セット序盤から魅せる。スライスを駆使して相手のミスを誘い、第1ゲームからブレイクを奪う。しかし、すぐにブレイクバックをされ、相手の千頭昇平も黙ってはいない。第5ゲームに相手のダブルフォルトなどもあり、ブレイクに成功するも、次ゲームでまたもブレイクを奪われる激しい展開に。第8ゲームにもブレイクを奪われ、このセットを4-6で落としてしまう。
 第2セットに入ってからはブレイクを2連続で奪うなど勢いに乗り3-0のスコアで第4ゲームへ。しかし、このゲームから相手に押され始める。ブレイクを奪われると、第6、8ゲームにもブレイクを許し、最後は前に詰め、果敢に攻めるも相手が対角線上に決まるフォアを放ち、敗戦。ここで法大の負け越しが決まった。

  日差しが傾き秋風が穏やかに流れる中、S1に法大エース・岡垣光祐(経3)が登場。岡垣は試合の序盤から早大・島袋将の強力なサービスや低く鋭いストロークに苦戦。しかし、持ち味のフットワークを生かした粘り強いプレーによってタイブレークを制し、第1セット奪取に成功した。
 続く第2セットでは島袋のストロークに力負けする場面が見られ、岡垣のストロークミスが増える。試合が進むにつれて雨雲も漂い始め、ゲームカウント0-3になったところで雨天中止となり、試合は翌日へ順延されることが決まった。
 翌日試合が再開するも、第2セットから始まった島袋優勢の流れは変わらなかった。岡垣のファーストサービスの確率もあまり良くなく、レシーブから攻められポイントを決められるなど、キープできない苦しい場面が続く。2-6で第2セットを落とした後も挽回することができず、最後は強力なフォアハンドで決められファイナルセットを3-6で落とし敗戦となった。